□盛岡市前九年□優しいご夫婦が営む町中華で半チャーハンラーメンを食べる【らんらん】

町中華－－－それは地域の人たちに愛され続ける大衆中華料理店。ここ盛岡にも、古き良き町中華が多数存在します。味良し・コスパ良し・ボリュームあり、と三拍子そろった町中華が近くにある幸せ。

今回は盛岡市前九年にある、優しい老夫婦が温かく出迎えてくださる町中華「らんらん」に行ってきました。

お店の外観

「中華料理　らんらん」という大きな看板が出ているので、場所はわかりやすいと思います。

６月初めの来店でしたが、店頭には「冷風麺」の看板が出ています。

ちなみに、「冷風麺」という言葉を岩手県に来るまで知りませんでした。調べてみると、冷やし中華の東北地方ならではの呼び方のようです。

話が脱線しましたが、駐車場はお店の左側の砂利道を入ってお店の裏手に約４台分あります。

店内はテーブル席が４つとカウンター席となっています。14:00過ぎの入店でしたが、先客は５名ほどいらっしゃいました。私は一人だったので、カウンターに座ります。

メニューは、ラーメンからエビチリといった一品料理、セットメニュー・定食類など、豊富なラインナップ。半チャラーメンと心に決めていましたが、周囲を見渡すと、野菜炒め定食や生姜焼き定食を食べている方が多い模様。

さんざん悩んだ結果、やはり食べたいものを食べよう、ということで半チャラーメン（900円）を注文します。

待つこと15分ほど、町中華でよく見かける青い食器（＝「中華青磁」と言うらしい）で半チャラーメンが到着。この食器を使うお店は、絶対においしい（超個人的見解です）。

まずはラーメンをいただきます。

透き通った醤油ベースのスープに中細ちぢれ麺、具材はチャーシュー、メンマ、海苔といった昔ながらのシンプルなラーメンですが、盛り付けがとても美しく、店主の方のお心遣いに感動します。

いざ実食、町中華ならではの優しい味わいの中に醤油がしっかりと効いたスープ、シンプルですがとてもおいしい。中細ちぢれ麺にスープが良く合います。

また、トッピングのチャーシューは柔らかく、味付けがしっかりされています。

続いてチャーハンをいただきます。

チャーハンの具は、刻んだチャーシューが盛りだくさん、そして卵とコーン。

いざ実食、チャーハンはパラパラに炒められているものの、脂っぽさはなく、ガツガツ食べてしまいます。そして、コーンがアクセントとなってとってもおいしかったです。